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5/16(木)の多摩センター教室ブログ
教室長の佐々木です。
最近は良い天気が続いていますが、気がつくと6月まであと半月あまり。
梅雨が近づいていますね(^^;
この天気の良い状態を、今のうちに楽しんでおいた方がよいようですね(^^
ところで、先日あげた「最近、読んでよかったなぁと思う本」の中の一冊に…
という本がありました。
発売されてすぐの時期(1月)に買って読んだのですが…
いつの間にかベストセラーになっていて、今、本屋さんにたくさん並んでいます。
人間が正しい判断をするには、正しい情報が必要ですが…
「FACT FULNESS」では、人間が正しい情報をゲットすることを邪魔する‘10個の本能’が紹介されています。
そしてその本能を知ることで、その本能に流されそうになる自分の行動をコントロールし、正しい情報をゲットできるようにしよう、という本ですね。
10個の本能のうちの1つは「ネガティブ本能」。
なんとなく、感覚的に「世の中は悪くなっている」と考えてしまう本能。
たとえば、
世界の人口のうち、極度の貧困にある人の割合は、過去20年でどう変わったでしょう?
A 約二倍になった
B あまり変わっていない
C 約半分になった
と聞かれると、たいていの人は「A」と答える。
しかし正解は「C」。各国でこの問題を出題すると、正答率は10%ほどしかない。
(1) 良い出来事はニュースになりにくい
(2) ゆっくりとした進歩はニュースになりにくい
(3) 悪いニュースが増えたとしても、悪い出来事が増えたとは限らない
(→インターネットの発達で、世界中の情報が、簡単に手に入るようになったためかも)
(4) 人々は過去を美化したがるから(=「昔は良かった…」的な発言)
などという要因から、人々は「世の中は悪くなっている」と思い込んでしまう。
ということで、「FACT FULNESS」を読んでいると、いろいろな気づきが得られます。
お奨めです^^