ブログ
「親子で読みたい勉強法の勧め」~その2「全体の理解。完璧に出来なくていい?」~
こんにちは。南大沢教室の佐藤です。
よく数学や英語などで「基礎が重要だからわからない時は出来ていない所まで戻って学習する」と思われているかたもいらっしゃるのではないでしょうか?
全体を理解していくためには、単元ごとの積み上げであることに間違いはないのですが、だからと言って各単元を完璧に理解してから進んでいくのでは、それこそ時間がかかってしまいます。その間に学校の進度についていくのが困難になってくるでは、その1でお伝えしたように、勉強自体が楽しくなくなってきますよね。
よくある話で、上司などから仕事が任されたものの、「なんでこんな仕事をやらなくてはいけないのか!」と思っていては作業効率が落ちるものですよね。その時に全体像とともにそのうちのこの部分を任せるという事も伝えられれば、どのような仕事に関与してどのような目標達成に向かって仕事をしているという事が理解できると、やりがいも変わってくるものですよね。
このように今皆さんが頑張っている勉強というのも、将来この部分で使う数学の公式だから、後々英語の入試問題の長文を読むために必要な英文法だという事がわかれば、今やっていることの重要性やこの部分が理解できれば大丈夫ということも見えてきます。
つまり、単元ごとの学習において完璧に理解してから進むのではなく、その単元の重要な部分が出来ていればまずは先に進んでいくことが重要だと考えています。
もちろん反対の考えを持っている方もいるかもしれませんが、勉強を楽しむという観点からも私は先に進んでいき、全体の把握を行う方が効率のいい勉強法だと考えています。
次回「親子で読みたい勉強法の勧め」
~その3「勉強は意欲で進む。○○が意欲を生む!」~
です。お楽しみに~