高校部(東進)
センター対策について
こんにちは! 東進日野豊田校の細川です。
今回は、センター対策について、少々お話させてもらいます。
特に現高3生、高卒生対象ですが、1・2年生も関係ない話ではないので(センター終わるもん!という話題は一旦置いといて)。
さて、そもそもセンター試験って何なのでしょうか?
独立行政法人大学入試センターのHPから引用してみました
(https://www.dnc.ac.jp/center/shiken_gaiyou/index.htmlより)
「大学入試センター試験は、大学に入学を志願する者の高等学校段階における基礎的な学習の達成の程度を判定することを主たる目的とするものであり、各大学が、それぞれの判断と創意工夫に基づき適切に用いることにより、大学教育を受けるにふさわしい能力・意欲・適性等を多面的・総合的に評価・判定することに資するものです。」
ここで注目してもらいたいのは、基礎的な学習の達成の程度を判定するという一節です。
つまり、教科書の隅っこの瑣末な情報を覚えているかとか、「何だこれ」みたいな見たことも聞いたこともない問題を(国数英はそういう面もありますけれど)解けるか否か問われているわけではないんですよね。あくまでも、基礎だということ。
これを踏まえて、ではいつから対策を始めるか考えてみましょう。
それに対する答えは…「今からでも早くない」です。なんだその月並みな答えは、と言われそうですけどね。
要は現代文の某H・O氏が述べる「今でしょ!」そのものだということ。
高校1年生の方。各教科教科書を着々と進めているところでしょう。今やっている勉強はほぼ全て、センター試験然り大学別の二次試験に於いては「知っていて当然の知識」になります。逆に言うと、今やっていることを受験本番の際に忘れているとか理解していない、みたいな状態では、ちょっとキツく言うと論外です。予習復習しっかりやっていることを願いますが、それらは結局自分の入試の際に必要不可欠になるのだと言うことを頭の片隅にでも置いておいて下さい。
あとは、時間があるときにセンターとか自分の受けたい大学の二次試験の配点を調べる、また解いてみる(二次試験はキツいですけど)とアドバンテージになります。
皆さんは例の大学入学共通テスト受ける代ですからね。これに関する情報も見ておきましょう。
高校2年生の方。理科系統なら基礎の字が抜けた科目を、数学系統ならⅡとかBとか、下手すればⅢとかいう文字が出てくる科目をやっている頃でしょう。
文系は文系で地歴公民科目、とりあえず一教科くらいはある程度のところまで行っているでしょう。英語は文法一通り、国語は古文漢文の単語とか知識を入れているか入れ終わったと思われます。で、今までにやったこと覚えてますか?これが本当に大切です。
どうしても高2の頃は学校の授業がなかなかな勢いで進んでいく時期でして(恐らく)、予習はしているけども今までの復習が…という人はあまたいるハズ。
特に高1でやった科目が受験に必要なのに、高2で学校の授業でその科目が扱われない、という方。合間合間を縫うようにして復習しておきましょう。
経験則ですが、高3になって今までやったことすっかり忘れてしまっている(細川の場合は日本史で近現代代史やっている際に、鎌倉とか室町あたりの知識事項がかなり抜け落ちていまして… お恥ずかしい限りですが)のは後々響いてきますよ。センター直前に他の科目も仕上げないといけないのに特定の教科にばかり時間を費やさざるを得ないことになります。
高校3年生の方。そろそろ意識し始めてくださいね。東進生なら同日体験をしてみて、或いはここ2回のセンター本番レベル模試を受けてみて、どうでしたか?
人それぞれだとは思いますが、「まだ余裕でしょ」と思っているといつの間にか夏休みが終わり、皆が段々点数伸びていく中自分一人…という悲惨なことになりかねません。
そうならないためには、今からやっておきましょう。英語とかなら一通り学習終わっていますし、デキる連中はここら辺でも8割9割取ってきます。
東進の「過去問演習講座 センター試験対策」では、過去10年分の本試験の問題と東進独自の演習問題(大問分野別演習、模試からとってきてたりします)が出来るので、まずは本試験をキッチリと解いてから、大問分野別に入っていきましょう(金銭面の問題とか模試が良くないとか色々言われますけど、有益であることは間違いないです)。
以上、思いの外長くなってしまいましたが、センター対策についてでした。
さらに細かいことは各校舎のスタッフに聞いたり学校の先生と話してください。それでは。