高校部(東進)
大切なこと
東進高幡不動校の須一です。
もう数年前になりますが、あるテレビ番組で林修先生が面白いことを言っていたので紹介します。
「授業で話を聞いてる時間は勉強している時間ではない。
勉強とは本来、一人で行うものである。
自分の力で考え、
解法を導きだし、
それをアウトプットできるようにすることである。
授業や質問とはあくまでもただの仕入れにすぎず、
仕入れたものを自分のものにする時間が勉強である。」
目から鱗でした。
勉強をがんばるといえば、
・集中して授業をうける
・たくさん質問をする
などが頭に浮かびます。
でもそれは単に仕入れているにすぎず、勉強しているわけではなかったのですね。
では塾の学習での勉強の時間とは?
それは宿題ですね。
宿題こそが自分一人の力で問題を解く時間そのものなのですね。
実は学習習熟ピラミッドというものがあります。
講義を受ける ・・・5%
教科書や参考書を読む ・・・10%
視聴覚教材で学ぶ ・・・20%
実験教材で学ぶ ・・・30%
グループ学習 ・・・50%
体験学習 ・・・75%
人に教える ・・・90%
これにもびっくりしました。
今の国の授業の基本形態はほとんど講義形式ですが、習熟率はわずか5%。
それに対し人に教える場合は90%という数字です。
この話を聞いたときにある生徒が浮かびました。
その生徒は家で、小さいホワイトボードを使って一人で授業をしているそうです。
実は最も効果的な学習方法で勉強していたのですね。
これらのことから、勉強において一番大切な事は何かが分かります。
それは宿題です。
宿題が出来るように一所懸命授業を聞き、
宿題が出来るように質問し、
宿題の説明できるようにする。
宿題をやらなかったら、
疲れているのを我慢して、
眠いのを我慢して、
テレビを見たいのを我慢して、
漫画を読みたいのを我慢して、
ゲームしたいのを我慢して、
塾に来ても意味がなくなってしまいますよ!
宿題だけは必ずやりましょう!!