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「教室エピソード」ケース5
こんにちは。南大沢教室の佐藤です。
今日は小学4年生の授業の事を挙げたいと思います。
今週の小学4年生の社会での授業ですが、「雨の少ない地域・香川県について」の勉強でした。香川県は昔から水不足になりやすい地域でため池がものすごく多い地域なのですが、1970年代に香川用水が引かれ、昔に比べるとため池が減ってきて、そのため池を干し上げて工場を作ったり、もともと水が少ない地方なので、米より小麦の生産の方が盛んな地域という事を勉強していました。
その授業の解説の中でさきほどのため池を干し上げるというのが、生徒にフックしたようで、「干し上げるって何?」「水を吸い出す装置とか使うの?」という声が上がってきました。いろいろ説明しているうちに「用水路」というキーワードが挙がったのですが、「用水路って何?」と質問されました。「用水路」がどんなものなのか知らないことに、ジェネレーションギャップを感じましたし、自然に触れあることが減ってきているのだなぁと感じました。
小学生のみなさんも塾や習い事などで時間が取れないのかもしれませんが、通学路や家の周りなどを意識して歩いていると、いろいろな発見があると思うので、身近なものにどんどん触れてみましょう。