高校部(東進)
苦手対処法
こんにちは、東進高幡不動校の須一です。
今回は「苦手な科目にどう対処していくか」について少し話そうと思います。
日ごろ東進生と話していると、しばしば次のような相談を受けます。
「苦手な科目に対するモチベーションが保てない。」「そもそも勉強のやる気がでない。」
その気持ち、とーってもよく分かります。そうですよね。人間誰しも得意・不得意がありますし、苦手なものを前にしてやる気が出ないのは極々自然なことかもしれません。
だがしかし!!当然ですが、それらを放っておいてはいけないのです。苦手科目をほったらかしにしていては、試験本番で足を引っ張るに決まっています。苦手なら苦手なりに、それにどう立ち向かっていくかを考えてみましょう。
ということで、私からひとつ、苦手科目への対処法を提案したいと思います。ぜひ参考にしてください。
まずは苦手な科目に関して、その中でも何が苦手なのか・自分に足りていない部分が何なのかを明確にしましょう。
例えばあなたの苦手科目が英語だとしたら、単語を覚えていないとか、文法知識が不足しているとか、様々な原因が考えられますよね。漠然と「その科目は全部苦手!」ではなく、単語・文法・長文…など、具体的に考えるようにしましょう。
仮に自分の最も苦手な部分が文法だと分かったら、何らかの参考書や問題集を使って対策していくことになりますよね。これもただ闇雲に進めるだけではダメです。大切なのは自分のやるべきことを細かく分けることです。
「今日は仮定法の範囲を3ページ進めよう」とか、「放課後1時間で時制の範囲を5ページ進めよう」など、きちんと達成できそうな小さな目標を、できるだけ具体的に立ててみると良いです。そしてそれを実行し、「目標を達成できた」という感覚を味わってください。小さな成功の積み重ねが大きなモチベーションにつながるかもしれません。
とはいっても、「計画を立てるのが苦手・・・」とか「全てを自分の力で行うのは難しい…」など、ほかにも様々な困難を感じる人も多いでしょう。自分が何をすべきか分からなくなったら、周りの人に助けを求めるのもひとつの手です。学校の先生や塾の先生など、どんどん質問してください。きっと自分に合った苦手対処法が見つかるはずです!