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五感で学ぶ①
こんにちは、高幡教室の土井です。
みなさんは博物館や美術館に行きますか?
わたしは博物館や美術館に行くのが好きなので、面白そうな展示があったら隙を見つけては足を運んだりします。
先週はこれに行ってきました。
『ラファエル前派の軌跡展』!!
三菱一号館美術館で開催されてます、東京駅の近くにあるのですが、都会都会していました。
建物も、道行く人もオシャレです。
小学校の図画工作で水彩絵の具を使いますが、今回展示されているイギリスの美術の影響を受けているから、だそうです。(これはまんまTVの受け売りですが)
水彩絵の具の透明感、いいですよねぇ。
美しい山岳の風景画が多くて眼が幸せでした。
ヨーロッパ各地での作品が集まっていたので、作品の中や額縁の上、英語の他イタリア語、フランス語、ラテン語などなど…様々な言語があふれていてそれを見るのも面白かったです。
「美術作品なんて、いまどきネットで検索すれば、いくらでも見られるじゃないか」
なんてお考えの人も多いと思います。
しかしそれは早急な考え方。
絵画ひとつとっても、現物を見ることの意義は小さくないと思います。
印刷されたぺらぺらな紙や画面ではわからない、画材の厚みによる陰影や、におい、場合によっては美術館に足を運ぶまでのドキドキ感など、
「わざわざ時間とお金をかけて行く」ことでしか得られないものもたくさんあります。
ゴッホのひまわりシリーズとか、誰でも描けそうだなんてバカにしていたのですが、高校生の頃に本物を見たときの衝撃は忘れられません……。
大人になってしまった立場からすると、割安なお値段で素敵な作品を見られる子ども達が大変にうらやましいです。
閑話休題。
個人的に漢字検定を受けるのが習慣になりつつあるのですが、漢字関連の展示なんかもあります。
テンションあがる~~!
しかし、リュックの中に雑に入れていたのでチラシがしわしわになってしまった……。
本に見えるけど紙ですよ、こちらは東洋文庫ミュージアムでの展示です。
これも楽しみですねぇ~、日程を調整していきたいと思います。
博物館や美術館では、大学の先生や博物館で働いている学芸員さんによる講演会やワークショップが行われたりもします。
子ども向けの面白いイベントを開催しているところもありますので、みなさんぜひ活用してみてください。
自分の五感を活用して学んだことは、一生の宝物になりますよ!