高校部(東進)
日本語の『ん』②
こんにちは、東進日野校の佐藤です!
前回は日本語の『ん』に3種類あるというお話しで、そのなかの【n】の発音について紹介しました。
今回はふたつめ、【m】の発音のお話です!
この【m】の『ん』は、発音記号から想像出来るように両唇がとじている状態で発音されます。
例えば、「がんばる」「てんぷら」と言ってみると、「ん」のときに【n】のときと違って舌はどこにもつかず、両唇が閉じているのが分かります。
日本人にとってはおなじ『ん』なのに、全く違うかたちで発音されていておもしろいですよね!
じつはこの『ん』、実際に英語表記では“m”にしている場合もあるようです。
東京メトロの日本橋駅はその例で、発音に沿って“nihombashi”とふっているそうですよ!
今回は【m】の音の『ん』のお話でした。次回は【ŋ】の音のお話です。