高校部(東進)
大学探し
こんにちは!東進日野豊田校の細川です。
さて今回は、「大学探し」なるテーマで少しお話します。
志望校が確定している方、そうでない方、色々いらっしゃるでしょうけど、暫しお付き合い下さい。
そもそも、日本にいくつ大学があるかご存知ですか?
完全に正確な値ではないですが、凡そ740校あるらしいです(専門学校や短期大学が入っているか否かは定かではありませんが)。
この中からあなたがある瞬間に通える大学は、一校しかないんですよね。仮面浪人(とあるA大学に入学して、そこに在籍しながらB大学合格を目指して勉強する人のこと)して合計で二校以上の大学に所属する人もいますけど、その場合でも一年間は受かった大学に所属するわけですから。
一口に大学といっても、そこには様々な種類があります。大枠で言えば、文系と理系(この括りも正直変ではあるんですけどね、何をもって理系或いは文系と見做すのか明確な境界線なんて存在しないじゃないですか、全部連綿と繋がる学問領域なんだから)ですし、文系の中でも文学・法学・教育学・経済学とかに区分されますし、理系の中でも医学・薬学・工学・水産学・生物学など、いくらでも種類はあります。改めて学問の幅の広さを思い知らされます。
さぁ、このような数多ある学部から自分にあった学部を見つけるぞ!と意気込んでも、そう簡単な話ではありません。自分が何を将来したいか、職は何を望むか、純粋に探求してみたいものは何か、いろいろと学部決定の要因は存在します。ここで本当に自分にあった学部を選べるかが、あなたの大学生活やその後の人生に多大なる影響を及ぼします。ゆえに、ここで選択を誤る(何を以って誤りとするは人それぞれでしょうが)と、人生も自分の思い描いていた通りにはならなくなってしまいかねません。
因みに、細川は某H大学の社会学部に属していますが、元々政治哲学やろうと思って、社会学部の中に政治学が、或いは哲学が含まれるH大を選ぶことになりました。
おかげで、今大学での学びはやりたかったことを十分に出来ていますし、満足しています。一時期は漫然と経済学部志望していた時期もありましたが、もし今経済学部にいたら「経済めんどくさっ!」と思っていそうです(あくまでも私の考えではです、経済学を志す方はどうぞその道を力強くお進みください)。
1つアドバイスするならば、自分から主体的に色々な情報を集めてみよ、ということでしょうか。学校の教員や塾のスタッフも勿論あなた方に有益な情報があればお伝えしますが、あなた自身の望みややりたい事は他ならぬあなた自身が一番良く分かっている筈です。ですので、思い当たり次第、ネットやら文献やらで大学、学部について調べてみることです。それ無しには何事も始まりません。自分の大学、自分の進路ですから、当然あなたに最終決定権は属していないとおかしいですしね。
と言うわけで、結局スタッフや教員側からは「頑張れ!」としか言えないのが大学、学部選びです。皆さんの主体的な行動を望みます。