こんにちは、西八王子教室の佐久間です。

 

早速ですが、前回のブログで書かせていただいた梅雨クイズの答え合わせをしていきます。

 

第一問
「空は雨模様です」
ニュースのお天気コーナーでよく聞くこの言葉、実はまだ雨が降っていない状態のことを指している。

 

答えは…○

 

この時期、外の雨降りを見て「雨模様の空だね」と言ってしまいがちですが、これは間違いで、「雨模様」は「雨になりそうな状態」の時に使うのが本来の用法です。
「雨模様」や「荒れ模様」の「もよう」は、「今にもそうなりそうな様子」をあらわす和語の「催い（もよい）」が変化したものです。

 

第二問
梅雨の別名は麦雨

 

答えは…○

 

この梅雨の長雨の時期が、麦の実が熟すころから、麦雨という別名になりました。
梅雨の時期は、麦はスクスクと実り、1日に1ｃｍも伸びるともいわれています。

そして実は、その他にも調べてみると梅雨の別名としていろいろとあるようで、
・長雨（ながめ）
・青梅雨（あおつゆ）
・芒種雨（ぼうしゅあめ）
・水取雨（みずとりあめ）
などがあります。

 

気になった方は由来を調べてみてはいかがでしょうか。

 

第三問
飛行機雲がすぐに消えると雨が降りやすい。

 

答えは…×

 

実はこの問題文の説明、まったく逆のことを書いています。
飛行機雲がすぐに消えるということは、上空に湿気がないということを表しています。
そのため雨が降りにくい、または降ってもすぐにやむ状態といえます。
逆に飛行機雲がなかなか消えないという日の翌日は雲の多い天気になる可能性が高いといえるそうです。

 

どうでしたか、自分の身近なものでも知らないことってたくさんありますよね。
外が雨でずっと家にいる。こんなときこそ、本を読んだり勉強したり、麦と同じように自分も成長できるチャンスなのかも知れません。