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よーく読む
こんにちは、日野教室の加藤です。
さっそくですが、下記の計算問題(ペイジとサイモンの板問題)、ぜひ解いてみてください。
板をノコギリで2つに切り分けました。1つの板は全体の3分の2の長さで、もう1つの板は、1つ目の板よりも120cm長くなっています。
切断される前の板の長さは何cmだったでしょう?
多くの方はこう考えるかもしれません。
「あ、どうやらこれは、方程式の問題だな。ということは、切断される前の板の長さをxと置いて、式を立てたら解けるやつだな!」
答えがマイナスになってしまいました……
答えがマイナスになるはずありませんね。実はこの問題、根本的に間違っているんです。問題をよーく読んだ方は、最初に気づいたのではないでしょうか??
「あ、この問題おかしい!板の一方が全体の3分の2の長さなのに、もう一方がそれよりも長いっておかしくない!?」と。
この問題を通して、何を言いたいかというと…
数学が苦手な人は、問題の数字だけに注目して、安易に公式を当てはめようとすることが多い(と思います)。でもまずは、問題をよく読み込んでみてください。その問題がどのような状況を示しているのかイメージすることが問題を解く鍵になるはずです!