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ドーナツとマグカップ
こんにちは。志學舎南大沢教室の小林です。
暑さもピークを過ぎ、残暑の厳しい時期になって来ました。
皆さんは気温の変化による体調不良には気をつけましょう。
さて、皆さんはドーナツとマグカップと聞くとどんなことを思い浮かべますか?
コーヒーを入れて優雅なティータイムを思い浮かべるかも知れませんね。
しかし、数学を学んでいる人は不思議なことをいい始めます。
「ドーナツとマグカップって同じ形だよね!」
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意味不明な台詞が出てきましたね。
しかし、彼らは決して間違ったことを言っているわけではないのです。
詳しく説明すると長くなってしまうので、手短に説明します。
皆さんはいくらでも伸びたり縮んだりする物質を考えて下さい。
しかしその物質に新しく穴を開けることは出来ません。
そんな物質で作られたドーナツがあったとします。
すると写真のように変形することが出来るのです。
数学では一つの物質に新しく穴を開けずに変形できる形はすべて同じ形とみなします。
つまり、この絵のドーナツとマグカップは同じ形なのですね!
これはまだまだ大雑把にしか説明してないので曖昧なところもありますが
数学を学んでいくとこんな面白い話も出来るようになるのです。
どんな学問でも突き詰めていけば面白い話が出来るようになるのも勉強の醍醐味かも知れませんね。