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オーストラリア留学②-1
こんにちは、西八王子教室中1英語担当の太田です。
今回は前回の留学先の大学紹介に続いて、私自身がオーストラリア国立大学で何を学んだのかを紹介したいと思います。
前回のブログでもお伝えしたとおり、私は主に国際関係学とアジア太平洋学を学んでおり、前期・後期あわせて以下の8科目を取っていました。
・Terror to Terrorism: A History
・Contemporary Global Issues
・World at War 1939-45
・Europe in the Modern Era
・Asia Pacific Power, Diversity and Change
・IR in the Asia Pacific
・Understanding Peace, Conflict
・Uniting Europe
ただ科目名を書いただけでは分かりづらいと思うので、少し内容の説明を。
(この科目紹介も4つのブログに分けて書きたいと思います)
Terror to Terrorism: A History(テロリズム史)
名前のとおりテロの歴史を学ぶ授業です。
「テロ」、「テロリズム」といえば真っ先にイスラム勢力による欧米への攻撃などを連想する人は多いかもしれませんが、実はテロは日本を含め世界中で歴史を通して起こっているものなのです。
この授業はそれら歴史上で起こったテロ事件、テロリズムに係る行為(アイルランド紛争のIRAや共産主義テロなど)を事例ごとに追い、実行者や実行勢力が果たしてなぜそのような行為に及んだのかをさまざまな観点から学びました。
“One man’s terrorist is another man’s freedom fighter.” (ある人にとってのテロリストはまた別の人にとっての自由戦士だ)というフレーズがあるとおり、ひと括りに「テロ」といってもどの視点に立つかによっては、それがまったく違うように見えるということを実感した授業でした。
Contemporary Global Issues (現代の世界問題)
この授業は、国際関係学的な観点から戦後から現在にかけての国際問題を分析し、その原因と経過、結果を理解することをテーマとしたものでした。そのなかでもチュートリアル(学生参加型)の授業では、学生がそれぞれグループになり、決められた国際問題の当事国になったつもりで交渉のシミュレーションを行うなど、自分で考え、それを発信する力がかなり求められました。
今回はここまでです。
次回は科目紹介の続編です!