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背負っているのは薪?書物?
こんにちは、高幡教室の土井です。
先日、時間があったので神保町まで遊びに行きました。
神保町といえば何よりも古書店街!
本屋さんが立ち並んでいて、横を歩くだけで本のいい匂いがします。
鼻が幸せ。眼福ならぬ、鼻福。
専門書が破格の値段で入手可能な他、選書や新書がべらぼうに安いので顔がにやけてしまう。
本屋の他、喫茶店やカレー屋もたくさん…わたしもお気に入りの喫茶店やカフェが何件かあるので、季節や気分にあわせてお店を変えています。
古書ももちろん魅力的ですが、三省堂のような大きな本屋さんもあります。
毎回必ず寄っては何かを買ってしまう、魔のポイントですね。
今回の戦利品の一部です、ナマモノ系統に偏りましたが、他に言語の本とかも買いました。
相変わらずの川上和人先生の本は面白いです。
電車の中でニヤニヤしながら読んでいます。
黄色い『わたしは哺乳類です』という本は、新聞で紹介されていたもの。
他人が読んでる本って妙に気になりませんか?誰かのおすすめとか、紹介文が上手だととても惹かれます。
股間にサッカーボールを直撃させて悶絶した経験のある方は面白く読めるかもしれない。
内容が非常に濃いので、秋の夜長に。そして生物部員は読むべし。
そして!
全国の!!地理っ子!!!
読め!読むんだ!
というのが、うしろの地図帳の本です。『地図帳の深読み』、今尾恵介(2019)、帝国書院!
もうとにかく贅沢すぎるし、あらゆるページでテンションが上がらないわけがない。
購入したら、地理好きなら鼻血出そうなおまけをもらえたのですが、これは三省堂さんだけの特典でしょうか?
手元に地図帳を置いて、それとにらめっこしながら読んでほしい。
もっとこの世に地理っ子が増えてほしい。
今はネット時代なので、本屋に行かなくてもいくらでも本を「ポチれる」時代ですが、本屋のいいところって「偶然の素敵な出会い」や「本と視線が合わせる」のができるところ、なんですよね。
今回も、素通りしようとしたお兄さんが、本の題名を見て急ブレーキかけた姿を見かけました、運命の出会いだといいね!
アタリ・ハズレは正直読んでみないとわからないし、その本の良さがわかるのが今ではなく、数年後数十年後かもしれない。
それでもたくさんの本の中から、自分にとっての、運命の一冊を見つけ出すのは尊いことだと思います。
みなさんにもぜひとも『本の運命の出会い』をしていただきたいですねぇ。
図書館の本でもいいですけど、やっぱり手元に置いておける本って、いいですよ~。