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Three Body
9/18(水)の分です。よろしくお願いいたします。
こんにちは、みなさん。多摩センター教室の佐々木です。
さてさて、上の9月の予定表を見ていただくとお分かりいただけるかと思いますが、多摩センター近辺の中学校は、修学旅行と中間テストが入り乱れています(^^;
特に中間テストは、
落合中 9/12-13(すでに終了)
青陵中 9/23-24
東愛宕中 9/26-27
鶴牧中&多摩永山中 10/1-2
松が谷中 10/3-4
とてんでバラバラです(苦笑)
しかし志學舎は、どんな状況でもしっかり対応し、お子様をサポートしていきます。
よろしくお願いします!
ところでササキというと、またまた本の話になるのですが・・・
最近読んでワクワクした本が「三体」。
アジア圏の作品として初めて、素晴らしいSF小説に送られる”ヒューゴー賞”を獲得した作品。
私は、西欧系や東欧系、そしてアメリカ系や日本の作家さんのSFはたくさん読んできたのですが・・・
中国の作家さんのものは初めて。
やはり、日本とは異なる文化圏の作家さんの作品を読むと、毎回「予想の斜め上↗」をいく発想にびっくりすることが多く、それ目当てで読むことも多いのです
が・・・
今回は、想定以上で、たまげましたね。
(ちなみにこの作品は、前大統領のバラク・オバマさんが、在職中のインタービューのなかでこの本をおすすめしたことから、アメリカで一気に売り上げを伸ばしたというエピソードも)
それに私は、以前も記したように「ファーストコンタクトもの(=地球人が初めて異星人・高等知能を有した異星生命体に出会うやつ)」が大好物ですので・・・
そういう意味でも、その系統の「三体」は、非常に楽しかった。
かなり分厚い本ですが、おすすめです。
ちなみに、「昨今の異世界生命研究」や「人の文化の中での宇宙人の位置づけ」などについては、この本がオススメ。
https://news.yahoo.co.jp/byline/akiyamaayano/20190915-00142783/
ではついでに、蛇足とはなりますが、私オススメの「ファーストコンタクトもの」の小説をご紹介。(以前ご紹介したものは、あえて外します(^^; )
→ まさにハードSF。SF中のSF。なのに、サスペンスあり、娯楽性ありで、「そんな盛りだくさんの内容を、よくもまぁ、破綻なく1冊におしこめましたなぁ」と感心する一冊。そもそも“月面で、5万年前の人類の遺体が発見されました」という出だしからして激しい(笑)最初から最後までビックリさせ続けられる作品です。そして終始一貫して、人類の未来に対してPositiveな姿勢が、非常に心地よい作品です。最近では、星野之宣さんによって漫画化されましたね。
「ロシュワールド」(ロバート・L・フォワード)
→ 中学時代の私に強烈な印象を残した作品。この作品も、本当にPositiveで(^^)
「“ロシュの限界”ぎりぎりの距離で共通重心を回転する亜鈴型の二重惑星で、一つが固体表面を、もう一つがアンモニア水の海面で覆われた表面をもつ世界」に、なぜかしっかり高い知性を持った生命体がいて、そいつらがとにかく愉快でクールなやつら。絶版で、もう古本屋さんでしか売っていないんだろうな…(私の実家の書棚に並べられている600冊ほどのSFコレクションにはしっかり保管されています。)
私が比較的Positiveな性格になったのは、中学・高校時代に将来に対してPositiveなSFをたくさん読んだからかもしれませんね。
では、今日はこの辺で。