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祝!ノーベル化学賞
こんにちは!志學舎豊田教室の沖林です。
みなさんは新聞やテレビのニュースをよく見ていますか?今世間は日本人の吉野彰さんがノーベル化学賞を授与された話でもちきりですね!
ところで皆さんは、吉野さんが何を開発されたのか、それが何に役立つのか、知っていますか?
吉野さんが開発したのは、『リチウムイオン電池』という、充電すると電気を蓄え、繰り返し使えるという蓄電池の一種です。
リチウムイオン電池は、それまでの蓄電池に比べ小型で軽いため、パソコンやスマートフォンなどの普及に大きく貢献しました。
そしてそれが近年、電気自動車にも搭載され始め、話題を呼んでいます。
私たちの社会に、電気は必要不可欠ですよね。しかし電気は貯めておくのが難しいのが難点なんです。
電気自動車にリチウムイオン電池が搭載されると、例えば自宅のソーラーパネルで発電し、余った電気を車にためておくことができます!ソーラーパネルというのは太陽の光を電気に変えているので、昼にたくさん発電し夜は発電しませんよね。しかし私たちが主に電気を使うのは夜ではないでしょうか?
リチウムイオン電池が電気自動車に搭載されると、昼に太陽光発電で貯まった電気を自動車に貯めておき、必要な時に使うことが可能になるのです!
電気を電気会社から買わなくてよくなるかもしれません!
原子力発電や火力発電を出来るだけ減らしたい今、世界から注目されている電池といえますね。