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もうでる(伍=最終)
10/26(土)の多摩センター教室のブログ
こんにちは、みなさん。多摩センター教室の佐々木です。
さて、2/1に本格化する中学入試についても、あと100日を切りましたね!
ここからは、生徒さんも親御さんも、そして私たち教師たちも「気持ち」が大事。
弱気になったら、支えあう。
ぜひ一緒に頑張っていきましょう!
そして今日は、京都編の最終回、三十三間堂編です。
三十三間堂は、鎌倉時代初期にたてられた、長さ120メートルの建物。
中央に千手観音座像(国宝)が、その両脇に1000体もの千手観音立像(数多くが国宝)が配置され・・・
その1000体もの観音様の前には、風神・雷神らの二十八部衆(すべて国宝)が配置されるかたち。
ホント、1000体以上の仏像が並ぶこの空間の独特な空気感には、一気に意識を持っていかれます。
私とほぼ一緒に建物に入った“ラグビーのアイルランドのユニフォームを着た西洋系の方”は、入った瞬間にフリーズし…
かろうじて「Wonderful…!」とつぶやいていらっしゃいました(^_^)
ちなみに自分は、風神さんも雷神さんも好きですが、とくに二十八部衆の一人
婆藪(ばす)仙人
がお気に入り。
ホント、手先や表情がリアルで… 今にも動き出しそうに感じられる。
前回の“広隆寺編”で、「十一面千手観音の手先がステキ」というお話をしましたが…
私は、仏像に関して言えば、完全に“手先フェチ”らしい(苦笑)
ただ、残念だったのは…
三十三間堂では、最近、鎌倉時代の版画や最近の研究結果に基づいて、約80年ぶりに仏像たちの配置換えが行われたんですね。
その配置替えに伴い、婆藪(ばす)仙人がご本尊の近くに配置され、「昇格」したのですが…
その結果、今までは“1mという至近距離”から見ることができていたものが…
“5mほど”と離れたところからしか見られなくなってしまったんですね(T_T)
それは、結構ショックでした(苦笑)
ただし、ご本尊の近くに来た関係で、今までは見られなかった「バックショット(背後からの姿)」を見ることができるようになったことだけは、嬉しいことでしたね(^_^)
さぁ、京都編のお話はここまでに。来週は通常モードに(^^;