ブログ
トラップ中のトラップ
10/31(木)の多摩センター教室のブログ
こんにちは、みなさん。多摩センター教室の佐々木です。
さて本日は「トラップ」について。
トラップと言っても、私が大好きな 某川崎のJリーグチームの「10番」の選手の、あの絶妙で芸術的なトラップではなく…
“罠”のほうのトラップの話。
しかも、受験に関する罠のお話。
教室やおうちで過去問演習しているときは、制限時間内に解ききれていたのに…
本番に限って時間が足りなくなり、問題を解き切れず…
泣きながら帰ってきたり、呆然とした様子で帰ってくる生徒さんが、毎年いらっしゃいます。
実はそれにははっきりした理由があります。
それは「本番で、人生がかかっているときほど、人は決断に時間がかかる」ということ。
普段おうちや教室で過去問をやっているときは、もし「選択肢の“イ”と“エ”、どちらが答えだろう?」と迷っても…
受験本番ではないので、「ま、“イ”でいいか!」という感じで、わりと簡単に選べてしまえることが多い。
しかし本番だと、ある意味人生がかかっているので、過去問をやっているときのようには簡単に決断できなくなる。
迷う。迷いに迷う…
そうすると、気づかないうちに時間をロスしてしまう。
そのロスがいくつも積み重なると… 大きな時間ロスになり、制限時間内に収まらなくなる。
そんな“カラクリ”なわけです。
ですから普段から、
制限時間が50分ならば40~45分で、
60分ならば50~54分で、などと短めの時間で解き慣れておくと…
本番で迷って時間をロスしても、制限時間内に解き終えられるはず。
∴ ぜひ、過去問を解くときは、時間を通常の8~9割に設定して演習してみてくださいね!
追伸 : 今回のブログと合わせて、9/4のブログもご覧ください!