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カルシウムを摂ろう!
こんにちは!志學舎若葉台教室の大谷です。
今日は、栄養と健康の話をしようと思います。
突然ですが、みなさんはカルシウムを摂取していますか??カルシウムとは、骨や歯の主成分で、新しい歯や骨の細胞を作り、神経やホルモンの働きにも作用する物質です。カルシウムを多く含む食品として、牛乳・チーズ・ヨーグルトといった乳製品、大豆製品や小松菜などの野菜が有名です。(アレルギーの方はごめんなさい)
さて、なぜ私が今このような話をしているかというと、最近生徒がよく身長の話をしているのを耳にするからです。
普段は、「牛乳飲んでね~!」といいますが、果たして、牛乳を飲むことで身長は伸びるのでしょうか?「毎日牛乳飲んでるよー!」と言いながら、身長があまり大きくならないのを気にする生徒もいますね…。私はいまだに身長が少しずつ伸びているので、分けてあげたい気もしますが…(笑)
「牛乳を飲めば大きくなるよ」というフレーズを信じている人も、信じていない人もいると思いますが、骨の主成分であるカルシウムを摂取することで理論上は身長が大きくなりそうですよね??それでは、なぜ同じ量のカルシウムを摂っても身長が伸びる子と伸びない子がいるのでしょうか?
これには、カルシウムの吸収率が大きく関係していると思います。カルシウムの吸収率は実はみんな均一というわけではありません!なんとそれに加えて、同じ人であっても、年齢や生活習慣によって変化するのです。カルシウムは、男性では12~17才、女性では10~14歳が最も吸収率が高いとされ、その年齢以降吸収率は低下するといわれています。簡単にいうと、おじいちゃんやおばあちゃんと一緒に同じ量の牛乳を飲んでも、体に取り込まれるカルシウムの量は子供の方が多いということです。
生徒の皆さんは今この年齢にいる・もしくは、これからこの年齢になる人がほとんどだと思います。このデータから言いたいのは、「カルシウムを摂ってください!!」ということです。
身長が伸びる云々は別にして、日本のカルシウムを摂取の現状は学校給食のある中学生でさえも推奨量を下回っています。それに対し、おやつにポテトチップスを食べたり、菓子パンを勉強の隙間の必需品にしたりと、脂質摂取量は目標量の上限である30パーセントを上回る児童が半数を占めています。栄養バランスに気を使ってる人も多いとは思いますが、全国的なデータを考えるとこれでは健康への影響が心配です。
健康は勉強にとって欠かせないものです。健康のために必要な栄養素はもちろんカルシウムだけではありませんが、まずはカルシウムから始めてみませんか?カルシウム吸収率が最も高い今の時期にぜひ適切にカルシウムを摂るように心がけてみてください!
またいつか、栄養と健康、できれば脳科学のお話までしようと思います!
ちなみに、そういう私は中高6年間一度も病気にならずに無遅刻無欠席を貫きました(笑)無遅刻無欠席が偉いというわけではないですし、気を付けていても病気にかかることはもちろんありますが、無理のない範囲でそれが予防できればそれほど幸せなことはありません。
身長、伸びるといいですね!