ブログ
聴きながら…
12/4(水)の多摩センター教室のブログ
こんにちは、みなさん。多摩センター教室の佐々木です。
最近は、CDが売れない時代となり、アーティストの方々が新曲を出されても、ダウンロードのみの発売ということの多くなりましたね(^^;
私も、ハイレゾ対応のWalkmanで聞いていますし。
そこでふと思い出したのは、「ながら勉強」の話。
よく親御さんから「うちの子が、音楽を聴きながら(orテレビやYoutubeを見ながら)勉強しているんですけど、どうなんでしょうか?」というご相談を受けます。
そんなとき、私は「ながら勉強は、やめた方が良いと思います」とお答えします。
そして、音楽を聴きながら勉強しているお子様を見かけると、「やめた方が良いよ」と率直にお伝えします。
何故か?
生徒さんからは「音楽を聴いている方が集中できる!」と言われることがあります。
たしかにそうですよね。
自分も、音楽を聴いていると気分が良くなるし、集中しやすくなる。
しかし…
◆受験本番の会場
◆実際の学校などで行われる模試
◆各中学校で行われる定期テスト
◆小学生の組分けテストや合不合テスト などなど
そのような試験では、ヘッドホンやイヤホンをして、音楽を聴きながら受験することはできない。
そうすると、試験のときは、まわりの人がたてる“雑音”が耳に入ってくる状況で頑張らなくてはならない。
◆紙をめくる音 (←「なんでそんなにガサガサ音を立てるの?」っていう人、たまにいますよね(^^; )
◆鉛筆やシャーペンで字を書くときの音 (←「なんでそんなにカツカツ音を立てるの?」っていう人、たまにいますよね(^^; )
◆咳やくしゃみの音。鼻をかんだり、のどを鳴らす音 (←「なんでそんなにズルズル音を立てるの?」っていう人、たまにいますよね(^^; )
◆ほんと小さな声で、ブツブツ言っている人(←ホントは、追放したいですね…)
◆貧乏ゆすり大王(←かかと落とししたいですね…) などなど
実に試験中は、みんながおしゃべりしない分、いろいろな“雑音”が聞こえてきちゃうんですよね(苦笑)
だから、そんな雑音に満ちた中でも集中できる訓練をしておくべき。
しかし、毎回、イヤホンなどで音楽を聴きながら勉強すると… 雑音への耐性が薄れてしまう。
そして、いざイヤホンを外した状態で試験に臨むと、雑音が気になってしまい、集中できなくなる。
そんな状態を避けるためには…
「休憩時間に音楽を聴き、集中力を高め、そして(音楽を聴かないでの)勉強に戻る」
「どうしても集中しきれないときだけ、音楽を聴きながらの勉強をOKにする」
ということをおススメします。
ぜひ!