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Planetがなぜ惑星に?
12/25(水)の多摩センター教室のブログ
こんにちは、みなさん。多摩センター教室の佐々木です(^_^)
さて現在の多摩センター教室は、12/26(木)スタートの「冬期講習」にむけての“準備期間”ですので、授業はない期間なのですが…
小6生・中3生を中心に、自習しに来てくれていますね!
冬期講習初日までに、けっこう宿題を出しちゃいましたからね(^^;
みんな、初日までの準備を頑張ろう!
ところで今日、生徒さんから「金星が、何故“明けの明星”と“宵の明星”の時期があるのか?」についてご質問を受け、お答えしていたのですが…
その際ふと、「みんなは、なぜ恒星は恒星と、惑星は惑星というのか、知っているのかなぁ?」と思いました。
辞書の説明を借りると…
★規則的に動く星=恒星
★惑うように位置を変える=惑星 ということになります。
確かに、恒星は何光年も離れているから、太陽系から見てずっと“規則的”に動きますし、惑星は地球から近い分、恒星とは違う“イレギュラーな”動きをしますもんね。
特に、火星・木星・土星のような外惑星(地球より外側を回っている惑星)は、目に見えて“逆行”したりしますし。
地球が外惑星を「追い越す」とき、見た目には“逆戻り”しているように見えますよね。
詳しくは、
https://chuugakurika.com/2019/08/27/post-4208/ の説明を読んだり、
① https://youtu.be/3VO4yUTXmFY
② https://youtu.be/r4zdoab0sbU
の映像を見たりしてみてください!
ちなみに、日本語の「惑星」の語源は… 古代ギリシャ語の「プラネタス=彷徨(さまよ)うもの・放浪者」。
Πλανήτης(プラネタス・ギリシャ語)
↑ planēta(プラネータ・ラテン語)
↑ Planet(英語)
↑ 惑星(日本語) という感じ。
大昔から人々は、「惑星はなんであんな変な動きをするんだ?」と思い続けてきたということですね(^^;
だからヨーロッパの中世に発達した「占星術」なんて、惑星の動きに注目するんですよね。
「惑星が逆行するときには不吉なことが起こりやすい」なんて、占いの世界では言われています。
単純に、真理に基づいて、惑星は動き続けているだけ、なんですけどね・・・(苦笑)