高校部(東進)
「負けたことがある」というのがいつか大きな財産になる
こんにちは。
東進多摩センター駅前校の吉田です。
先日、風邪をひいてしまって2日間寝込んでいたのですが、
体調が悪いと何もできないのを強く痛感しました。
この時期、インフルエンザやコロナウイルスなど目に見えないウイルスが
たくさん蔓延していますので、皆さんも気を付けてくださいね。
さて、
今回のタイトルですが、知っている方はお気付きかもしれません。
この言葉は大人気漫画「スラムダンク」で、
山王工業という高校界最強のチームの監督が発したセリフです。
最強と謳われながらも負けた時に選手たちに投げかけた言葉で、
僕の中では印象的な言葉の1つで、ふと思い出す機会がありました。
というのも、僕が担当している中学受験の子で、
志望校に落ちて泣いていた時に、僕が投げかけた言葉でした。
確かにその子にとっては悔しくて気持ちの整理もつかない状況ではあったけども、
その子自身すでに前向きで、高校受験でリベンジすると誓っているのを見て、
負けたことを素直に認めて、未来を見据えている。
負けなければ気付かないことを理解して、
前を向いている姿を見て、その瞬間からものすごい成長をしているのを感じました。
もちろん、志望校に合格させるのが僕らの仕事ですし、
ましてや悲しい表情をさせたくないですが、
人としての成長を手助けすることも立派な仕事だと実感した瞬間でした。
僕もその子が受からなかったのは悔しいし、
今度は勝てるように、そして笑顔にするのが僕らの役目であると改めて心に誓いました。