高校部(東進)
The wind rises
アニメ映画のタイトルです!さて何でしょう?
わかる人が多いかな?
正解は、、、
「風立ちぬ」でした!宮崎アニメの名作ですね。
こんにちは、日野校の水です。
タイトルの意味は「風が立つ」「風が起こる」ことを意味しています。
あれ、「ぬ」って言うと、否定っぽいから、「風が立たない」「風が起こらない」って意味じゃないの? The wind doesn’t riseじゃん!ってなりませんか?
実は、ここで用いられている「ぬ」は、現代語の否定を表す「ぬ」ではなく、古語の完了を表す「ぬ」です。
この「ぬ」は品詞でいうと助動詞。接続する動詞の活用形によって意味が変わりま。
現代語の否定を表す「ぬ」は、未然形に接続するのに対して、古語の完了を表す「ぬ」は、連用形に接続します。
「立ち」は連用形です!
「立た」だったら未然形!「ぬ」を付けたら「立たぬ」。否定の意味になりますね。
ひらがな一文字で真逆の意味になるなんて、、、
こういう細かいところ割と好きです。日本語面白いなぁって思います。
追伸
私は「風立ちぬ」って聞くと、秋を思い浮かべます。聖子ちゃんですね。
この冬が終わって、無事受験生に春が来て、夏が来て、素敵な秋が過ごせますように。