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【エ】
こんにちは、高幡教室の土井です。
先日帰宅すると、かわいらしい小包が届いていました。
高校の頃の同級生からのおくりものでした。
「土井といったらミュシャ」で、ぬり絵本が。
そんなに思い出されるほど高校時代に描いていたっけなぁと面映ゆい気持ちになりつつ、とてもうれしい。
年の離れた兄弟から「大人になると絵を描く時間がないんだよ」と言われたときに、自分はそんな大人にはならない、と心の中で誓っていたのを思い出しました。
昔は呼吸するように絵を描いていたのでしたが、忙しさにかこつけてさっぱり描かなくなってしまった。
時々、息をするのを忘れていたとばかりに、あわてて描こうとしても、手が思うように動かない。
時々模写してもうまくいかなくて、そのうちまったく手をつけなくなっていたのですが、自分ではプライドが邪魔をしてこういう本は買えなかったので。
すき間時間を見つけて色付けしていきたいと思います、色をつけることなら、まだできる。
でもやっぱり、線からきちんと絵を描きたいなぁ。
それにしても、いつも他人からもらってばかりです。
物質的なものも、精神的なものも、いつになったら全部お返しができるんだろうか。
生きるということは誰かにお返しをし続けることなのかもしれない。しみじみ。