高校部(東進)
意外な接点?
こんにちは、東進日野豊田校の倉田です。
昨今の新型コロナウイルスの影響により、外出を控え家の中にこもり、体を動かさない事にストレスを感じている人もいるのではないでしょうか。
勉強と運動は一見相反関係にあるようにも感じますが、実は深い関わりがあります。
今回は、勉強の効率と運動との関係について書かせていただこうと思います。
○運動をすることによる効果
脳に関する最近の研究では、神経細胞の数は、運動によって増やすことが可能だということが分かっています。
この理論を、実際に教育に生かしている栃木県のある小学校では、授業の合間の20分程度の休みに、心拍数を上げる有酸素運動に取り組ませています。
その結果運動後の授業において、児童たちの集中力が増していることを実感しているといいます。
この他にも、2001年にアメリカ・カルフォルニア州教育局が小中学生に行った大規模な調査によると、体力テストで高得点をとった生徒ほど、学力テストの平均点も高いことが分かりました。
このように運動と勉強の間には、脳科学的に深い関わりがあると考えられています。
○勉強に効果的な運動とは?
脳を育てるのに効果的なのは、一定時間にわたって心拍数を上げるタイプの運動です。
ランニングや筋トレなどはこのタイプと言えます。筋トレなどは外出を控えていても家の中で出来るので、勉強の集中力が切れたとき等にはオススメかもしれませんね。
このように、運動と勉強は意外な接点があったのです。勉強しなくちゃ! と運動をあきらめていた皆さんも、運動があまり得意でないみなさんも、是非この機会に一度、