高校部(東進)
思いやりの心
こんにちは!東進多摩センター校の臼井です。
皆さん、新型コロナウイルスが猛威を振るう中、いかがお過ごしでしょうか。手洗いうがいを丁寧にして、よく食べよく寝て、ウイルスに負けない健康な身体を保ちましょう!
さて、私は一か月以上長くなった春休みを有効に使う方法を考えた結果、自動車教習所に通い始めました。学科教習では法律によって定められた様々な交通ルールを学ぶのですが、授業の中でふと疑問に感じることがありました。
皆さん、信号のない横断歩道を渡ろうとしたとき、スピードを出して行き交う車のせいでなかなか通ることができなかった、という経験はありませんか? 日本で暮らしているとこういう経験は日常的にあるかと思いますが、実はこの時、車は交通ルールを違反しているんです。「信号のない横断歩道では車は一時停止して、歩行者の横断を優先しなければいけない」という規定が、道路交通法によって定められています。
「車を運転する際は、思いやりの心を忘れずに!」という言葉でその授業は終わりました。外国人に日本の国民性をアピールする際にも使われがちなこの「思いやりの心」。
車の運転に限らず普段人と接するとき、私たちは意識できているでしょうか。
なんだか道徳の授業みたいな話になってしまいましたが、コロナウイルスのせいで世界中で責任の押し付け合いみたいなことが起こってるので、もう少し皆が互いを思いやってこの状況を乗り越えられたらいいなあ、と思ってこんな話を書きました。
皆さんくれぐれも体調には気を付けて!元気に新学期を迎えましょう。