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こんなときこそ・・・
4/14(火)の多摩センター教室のブログ
こんにちは、みなさん。多摩センター教室の佐々木です。
最近は、テレビを見たり、ネット上の書き込みを見たりすると、「なんかみんな、余裕がなくなってきているなぁ」と感じます。
確かに、ウィルスの影響で、心穏やかでいられないときも多いですが・・・
おととい、うちで読書しながら山下達郎さんのラジオを聞いていましたが、達郎さんの言葉が、本当にすんなりと私のころに入ってきました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200412-00000190-spnannex-ent
私をはじめ多摩センター教室のスタッフ一同、「今やれること」をしっかり考え、Positiveに行こうと思います!
ところで、こんなときこそ、宇宙の話を!
まずは、自宅にずっといて、勉強もそれ以外のこともやりつくして、時間を持て余し気味の方には・・・
ペーパークラフト などいかがですか?
https://sorae.info/column/20200409-paper-craft.html というページにもまとめられていますが、いろいろなサイトに「人工衛星や探査機を紙で作ってみよう」という企画が載せられています。
宇宙もの以外も載せられているので、「絶対に探査機を作って!」というわけではありませんが・・・
作ってみたら、なかなかに楽しいことになりそうですね(^_^)
また、先日、「水星探査機 みお、地球スイングバイを実施!」というニュースもありましたね。
スイングバイといえば、はやぶさ2 などを地球より外側の惑星・小惑星に「えいっ!」と放り投げる “加速スイングバイ” をまずは思い浮かべますが・・・
今回は、地球より内側に行く探査機ですので、「減速スイングバイ」に。
太陽のある方向に向かうということは、太陽の重力に引っ張られてどんどん“加速”してしまうので・・・
スイングバイせずに、直接水星のそばまで行ってしまうと、すごいスピードで通り過ぎるだけになってしまう。
でも今回は、十分に減速させ、水星をまわる軌道に入れて、“水星の人工衛星”にしたいわけです。
ですのでこの後、この探査機は、金星と水星を使って「8回」も減速スイングバイを行い・・・
彗星の軌道に入れるのは、ようやく5年後の2025年!
スイングバイしなければ「数か月」で着いてしまう(けれど、一瞬で通り過ぎてしまう・・・)
水星に、何度もスイングバイして減速し、7年もかけて到達するわけです。
ちなみに自分の尊敬する人は、はやぶさ初号機のプロジェクトリーダーで、「軌道の魔術師」の異名を持つ 川口淳一郎 先生です。