高校部(東進)
スープの石
こんにちは東進南大沢校の松澤です。
東進南大沢校では来週より本の輪読を始めます。
今だからできることを考えた際、スタッフの小熊と長谷川がたどり着いたん案です。
我々も学び続けます。もしもご興味がある方はご相談ください。
皆さん、スープの石というお話はご存知でしょうか。
ある村の女性の家に「身なりの良い男性」が訪ねてきました。
「何か食べ物をいただけませんか?」と言われたのですが、
「あいにく、何も無いのですよ」と女の人が応えました。
男性は「ご心配いりません」とにっこり笑いました。
「このかばんの中にスープの石が入っています。これを熱湯の中に入れれば、世界一美味しいスープが出来上がります。大きな鍋にお湯を沸かしてください」
女の人は半信半疑で湯を沸かし始めました。そして隣の家のおかみさんに、いきさつを話しました。 お湯が沸くころには近所の人が、全員揃っていました。
旅人はお湯の中に石を落として、スプーンでお湯を口にを含みました。
「うん!中々おいしい。ジャガイモが少し入ると上出来だ!」と感想を述べました。
すると
「じゃがいもならウチにある」
と言って別の女性が皮をむいたジャガイモをたくさん持ってきました。
鍋に放り込んで、さらに一口旅人が飲みました。
「ああ、うまい!肉が少し入れば、素敵なスープになるのだが」
別の女性が肉をもって戻ってきました。
肉を入れて
「ああうまい!野菜が少しあれば」
「塩が少しあれば」
そうやって次々と食材と調味料がそろいました。
旅人は「それぞれのお椀を!」と言って、みんなが自分の家からお椀を持ってきました。
旅人はみんなに「信じられないほどの美味しいスープ」をふるまいました。
みんなで美味しいスープを味わいながら「笑顔のあふれる時間」を過ごしました。
旅人はその間にこっそりいなくなりました。
奇跡のスープの石を残して・・・
スープの石は「奇跡の石」です。 ただそれ単体では「奇跡でも何でもない」ということです。
手元の資源を新たな価値に変える
「奇跡の石」
は近くにあるのかもしれません。
今だからできること、見つかっていないあなた、時間の有効活用ができていない君、
意外と近くにあるみたいです。