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休校が長引いても、負けないキミへ
みんな。要は“考え方”だよ。次のコラム読んでみよう。
東京都八王子市の延立寺(えんりゅうじ)はかつて、「ハードルは高ければ高いほどくぐりやすい」という一文を門前に掲げた。固定観念を覆す言葉は写真がネットに流れて広まった◆昨年は「隣のレジは、早い」と書いて評判を呼んだ。自分の並ぶレジは回転が遅いと思いがちだが、そうして心を乱すことを戒(いまし)めている。住職は「ネットや本で見つけた言葉を書いています」と笑う◆緊急事態宣言が延びそうだ。対人接触を8割減らすというハードルは高い。でも家に籠(こ)もると部屋が片付く。料理の技が増える。プランターの苗が枯れない。発想を転換し、良いことに気持ちを集中したら、くぐるようにハードルを越えられるかもしれない◆お隣の韓国や中国、台湾は一足先に事態を落ち着かせた。日本のレジは遅いが、スマホの個人情報も供出させず、強権的な都市封鎖もとらず、重症者の手当てに集中して収束を目指している◆延立寺はこの2か月、「大丈夫」の3文字を貼っている。「写真を職場で回した」との声も届き、変えていない。(読売新聞5月2日夕刊「よみうり寸評」)
つらいことが長ければ長いほど、終わったあとの喜びは大きい!
大丈夫、大丈夫。みんながんばろう。