高校部(東進)
2020年度入試を振り返る「大阪大学編」
こんにちは。
東進多摩センターの福岡です。
今年は保護者会の開催が難しいこともあり、毎年の合格報告会で実施している2020年度の入試振り返りをこちらでシリーズ実施していきます。
19回目の本日は大阪大学です。
大阪大の総志願者数は7,462人(前年比99.0%)でほぼ前年並みとなった。
大幅に増加したのは医学部(前年比113.6%)である。個別試験の配点比率が高くなったが、大幅に増加した。工学部(前年比112.3%)、外国語学部(前年比110.1%)、文学部(前年比104.3%)薬学部(前年比101.8%)と増加した。
減少したのは、法学部(前年比73.4%)、人間科学部(前年比81.1%)、基礎工学部(前年比82.8%)、歯学部(前年比85.3%)、経済学部(前年比88.6%)であった。
これらを踏まえて2021年度の予想・・・
センター試験の難化と安全志向により、京都大学から多くの志願者が移動してきたと考えられる。2021年度の入試も共通テストの難易度の影響を強く受けそうだ。
ただ今年難化した学科は来年度の入試においては落ち着くとみられる。
他大学志望で共通テストの結果で大阪大学に出願を変更して対策をして合格を取れるほど大阪大学の問題は容易くない。志願者はしっかりと対策をしたうえで受験に臨みたい。