ブログ
とらわれない[解説編]
こんにちは!若葉台教室の牧野です。
さて、先日のブログで出題した問題の答え合わせです!
まずは確認から…
上の図の直角三角形の面積を求めてもらう問題でした。
皆さんできましたか?
普通に考えたら 10×6÷2=30㎠
となりますよね……大正解なのですが!
実はこの直角三角形、存在しないんです!
その証明がこちら!(手書きで失礼します笑)
上のように、同じ直角三角形をもう一つくっつけて考えてみてください。
長方形の対角線の長さは10cm。対角線が二つ交わるところで半分の長さになります。
直角三角形は斜めの線(斜辺)が一番長くなるはずですが、
真ん中にできた直角三角形はどこかおかしいですよね…
つまり、斜めの線が5cmのはずなのに、高さにあたる線の長さが6cmとされてしまっているのです!
よって、この直角三角形は存在しないということになります!
普通に解いてくださった方で、30㎠と出た方は、面積を求める問題では大正解なのですが、
たまにこういった常識にとらわれない考え方をするのもいいと思います。
時には違う見方をするのも、案外面白いですよ。
普段面積を求めている三角形が本当に存在するのかも、ぜひ確かめてみてください!
チャンネル登録、HPのお気に入りに登録お願いします!