コラム
ブログアーカイブ①「スマホ」
※2013年8月のブログです。7年前。今時、こんなこと言ったら、時代錯誤と言われそうですね。
スマホは人類の敵だ!
「お前、何考えてんの!? 一日中スマホ持って。スマホに反応することだけが、お前の仕事か!?」
「だって仕方がないでしょ。みんなの都合聞いて次の練習時間決めてんだから。メール待って、決めて、また連絡メール入れたりして大変なんだから。ゲームして遊んでんじゃないから。」
「みんなの意見聞いてどうすんだ。まとまる訳ねーだろ。いかにもみんなの意見聞いて民主的に決めてるみたいだけど、最初にだれかが決めて、連絡しても結果的に大差ないだろ。スマホがあるからそんな面倒くさいことやってんだよ。」
「今はこれがフツーなんです!」 (夏休みのあるご家庭の会話) そんな訳で、スマホの功罪をネットで調べたら、あるわあるわ。
①携帯電話のおかげで、会社の危機を救えることもあるかもしれません。また、家族の急病などに際し、迅速に連絡がとれるのも安心です。でも、そんな「もしもの時」はごくわずかで、ほとんどの場合は、それほどの理由なく、無遠慮に相手の時間に割り込んでいくような気がしてなりません。目の前の状況、目の前にいる人間をもっと大切にするべきではないのかしら?
②その罪とは、「子供達の交遊関係や人間関係が分からなくなる」ということです。当時を思い起こせば、子供達の友達は全て自宅の固定電話にかけてきました。私は専業主婦でしたので、大抵の電話は私が取り次ぐことになります。とくに息子にかかってくる girl friend からの電話、娘にかかってくる boy friend からの電話! 母親の私はピピッとアンテナが反応し、その独特の鋭い勘で、その関係を察することができました。
③街中で公私混同が行われ、人間が密集していて静かにすべきだった場所でも、道徳心のない輩(やから)は平気で私的な大声をあげる。これは単純に不快であるし、迷惑だ。電車で仮眠を取ることさえ難しくなってしまう場合もある。さらには携帯可能なので、出ないと「どうして出ないんだ?」と理由を要求される。電車の中など、公的な場所であることは理由にしてもらえない。相手にとっては、それがただの暇潰し(ひまつぶし)ながら重大なことであるらしく、いつでもどこでも出てほしいらしい。こうして、電話に出たくない気分の時に、不在を取り繕うことも難しくなった。また不道徳者は、対人関係にある時(買い物の支払い中など)でも当然のように携帯で話している。それは相手にとっては意図的な無視も同然、人間と思わず空気と思うが如く、ごくごく失礼な行為に値する。気の知れた人間と一緒にいる時でも、その人を放っぽらかして携帯の会話に夢中になる、という場面もよく見る。これも意図的な無視で、相手にとって不愉快であると同時に、虚無感をもたらす。
親とケータイ・スマホのことで日々戦っている高校生は膨大な数だと思います。今このブログを読んでいるこの時間も、日本中で多数の高校生が口をとんがらせていることでしょう。
今春の都立高校の推薦入試から、集団討論が必須項目となりました。
Keitai, mobile phones, are notorious among old people for unnecessary things . (ケータイ、携帯電話は年輩の人の間では不要なものとして悪名高い。)
今回のブログの目的は、この単語(熟語)を覚えてほしいからです。(こじつけ?!)
最後に。 |
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