コラム
入塾テストの思い出
こんにちは。志學舎本部の岩田です。今回は中学入学のころのお話。
小学校卒業を目前に控えたある日、同級生のM君から、「今度、志學舎という塾の入塾テストというのを受けに行くんだけど、一人だと嫌だから、一緒に受けに行ってくれないか」と頼まれました。当時は近所の公文教室に通っていただけで、何せジャイアンツに夢中で、毎月、後楽園球場に通っていたほど。塾に通おうとは思っていませんでしたが、せっかく誘ってくれたので一緒にテストを受けに行くことに。
「入塾テスト」。私たちの小学校は1学年6クラスほどあって、子供の数が多い時代。一方、このころの志學舎三沢教室は、生徒が10人ほどで満杯になる教室が2部屋ほどしかなく、「少人数制精鋭指導」をうたっていたこともあって、このような選抜テストがあったのです。
はじめて学校以外で受ける学力テストにとても緊張したのを覚えています。しかも、テストの結果次第では入塾できない場合もあるという。国語のテストが全然できなかった。学校のテストでは、授業で何度も読んだ文章から問題が出るのに比べて、入塾テストでは、それまでに読んだことのない文章についての問いに制限時間内に答えるという、初めての経験。「難しかった。たぶん落ちたな」と思いました。
数日後、塾から電話が。合格とのこと。しかし、誘ってくれたM君は残念にも不合格。「中学の勉強はこんなにも難しく、しっかり勉強しないといけないな」と実感。それまでは塾に通おうとは全く考えていなかったのが一転、親に頼んで志學舎に通わせてもらうことに。
小6卒業の3月から、志學舎の三沢教室に通うことになりました。初めての日は緊張しましたが、行ってみると、学校の友達ばかりで安心したのを覚えています。まさか、大人になってここ志學舎に勤めるようになるなんて。もちろん、その時は全く想像だにしていませんでした。もし、あの時、M君が誘ってくれなかったら、そして、入塾テストで痛い目に合っていなかったら、志學舎との出会いもなく、今とは違った人生を歩んでいたかもしれません。
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