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集中する方法
こんにちは、志學舎南大沢教室の松田です。
まだまだ暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?
さて、突然ですが皆さん、集中力には自信がありますか?
これに対して自信があると断言できる人は少ないのではないでしょうか?
正直、私も集中力にはあまり自信がありません。
しかし、それでも志望校に合格するためには勉強しなければなりませんし、本番でもしっかり集中して力を出す必要があります。
では集中力に自信がない人はどうすればいいのか…
今日は、集中するための方法をいくつか紹介していきたいと思います。
そもそも集中しているとはどのような状態なのか?
集中している時は、脳内でドーパミンやアドレナリンといった脳内麻薬物質とも呼ばれる物質が分泌されており、これが集中力を高め、今やっていることを楽しいと感じさせてくれているのです。
では、なぜ集中できなくなってしまうのでしょうか?
まずは、今やるべきことよりも、他のことへの関心が上回っている場合。
勉強しなきゃいけないのについついスマホをいじってしまうこと、ありませんか?
これは、スマホへの関心が勉強への関心を上回っているから起こってしまうのです。
しかしこの場合、他のことに関心を寄せ、そちらに集中できているので、集中する力は持っていると言えます。
次に、同じことを長時間行っている場合。
人間は、同じことを長時間やっていると飽きる習性を持っています。
続いて、疲れている場合。
集中するというのは、それなりの体力を必要とします。そのため寝不足であったり、肉体的、精神的な疲れを持ったままの状態だと集中力を高めるのが難しくなります。
最後に、危機感がない場合。
夏休みはまだまだあるから宿題しなくても大丈夫…と高をくくっていたら、新学期直前になって真っ青になるという経験をしたことがある人は多いと思います。
受験までまだあるからそんなに集中しなくても大丈夫…本当にそうですか?
さて、原因が分かったところで本日の本題、集中力を高める方法を私が実際に行ったことも含めて紹介していきたいと思います。
他のことへの関心がある場合は、その原因を遠ざけるようにしましょう。私も実際にやっていましたが、スマホであれば電源を切る、視界に入らない場所に置く、などの方法が挙げられます。
同じことを長時間やっている場合、ただ休憩する、というのもいいですが、勉強する教科を変えるというのも気分転換になるので、オススメです。
ただ疲れているだけの場合は、しっかりと休息を取りましょう。夜更かしや徹夜をして勉強する人もいるかもしれませんが、疲れた体に鞭打ってまでやるのはかえって逆効果です。
危機感がない場合ですが、受験生は受験までの日にちを数え、残り時間を明確にしてそろそろ危機感を持って勉強に臨みましょう。
他にも、脳はリラックスしている時や集中している時にα波(アルファは)というものを出します。
リラックスしている時にも出るので、リラックスするための手段として川のせせらぎなど自然の音を聴くのは有効です。こういった自然の音はYouTubeなどでも気軽に聞くことができるので活用してみてはいかがでしょうか?
また、適度に糖分を補給することも大切です。
たくさん勉強した後にすごく甘いものが食べたくなったという経験はありませんか?
糖分は脳にとってとても大事な栄養源なのです。
ダイエットなどで糖質制限をしている人もいるかもしれませんが、糖分が不足すると脳の活動が衰えて集中力も出なくなってしまうので、適度に糖分は補給するようにしましょう。
噛む動作が脳への刺激になるので、飲み物よりも食べ物の方がより効果的です。
私のオススメはチョコレートです。暑い夏には向かないかもしれませんが、個包装のものが多く、比較的持ち運びもしやすい上、一口で食べれるようなサイズのものであれば、ちょっとした休憩時間にもパッと食べることができます。
他にも、頭の中を整理するために、これからやるべきことを声に出してみる、作業を細分化し、1つずつこなしていくようにする、などの方法もあります。
このように、集中力に自信がなくとも、意図的に集中力を高める方法はたくさんあります。
自分は集中力ないから…と諦めたりせずに、ここで紹介した方法を試したり、自分が集中できる方法を模索してみてはどうでしょうか?