コラム
アンパンマンを知ってるキミへ
先日、若葉台教室に行って、牧野先生に会ったら、思い出した。
アンパンマン!
似てない?
本題。
「アンパンマン」の作者はやなせたかしさん。
「アンパンマン」の作者というよりも、「手のひらを太陽に」という歌の作詞家としてよく知られているかもしれない。軽快で元気が出るメロディーとあいまって、歌詞も全て覚えています。みんな知ってるよね。
そんなやなせさんのエピソードが亡くなった時の朝日新聞の天声人語で紹介されていました。
「高知で育った子ども時代、出かけた帰りに電車賃を落とした。遠路を歩いてへとへとになったとき、知り合いのおじさんにあんパンをもらって元気が出た。ひもじい人に顔をちぎって食べさせるヒーローは、そんな思い出が下敷きにあった。(中略)
アンパンマンは相手を一方的にやっつけはしない。絶対の正義などないという持論は、先の戦争での出征体験による。声高な正義はうそ臭い。本当の強さとは優しさだと、物語は気づかせてくれる。」
(※「絶対の正義などない」→「完全に自分(たち)が正しいと思うことは間違っている」、「出征体験」→「戦争に兵隊として行った経験」)
「本当の強さは優しさだ」。アンパンマンのストーリーに一貫して流れている。テーマですね。納得しました。
そして
「かっこよくない正義のヒーロー」がアンパンマンだと最後に言っています。
だったら、志學舎の先生は全員「正義のヒーロー」になれる!
誰、そんなこと言ってんの?!