ブログ
氷温の水の不思議
志學舎南大沢教室の館野です。
ウォーターサーバーでキンキンに冷えた水を、製氷皿に注ぐと…。注いだ部分から瞬間的に氷になりました。それも注ぎ口が盛り上がるようにかき氷のようになっています。
水が凍りになるためには、かき混ざるなど物理的な刺激が必要なのです。これは上空の雲は、水分や気圧や温度などの条件がそろっていてもエアロゾルという微粒子がないと発生しないのと原理的に似ている気がします。
水をペットボトルなどに入れて冷凍庫に入れて、ゆっくり温度を下げていくと、子供たちが勉強している凝固点(凍り始める温度、摂氏0度)より下がっても液体の水のままです。そっと取り出して振るなどショックを与えると一瞬で氷になります。家庭でもできる簡単な実験です。ぜひ挑戦してみてください。