高校部(東進)
実はあなたも・・・
こんにちは。
東進日野豊田校の吉田裕介です。
昨日に引き続き、「睡眠」についてお話していきます。
働き方改革が徐々に浸透し、各企業が働き方を見直しているいまこそ減っているかもしれません。
ただ、重要かつ骨が折れる仕事を任されているときには、「睡眠時間を削ればなんとかなる!」などと考えてしまいがちです。
仕事と今回は置きましたが、学生時代の勉強でもこういったことはあったのではないでしょうか。
そんな「睡眠」の重要性を今回から複数回に渡っていくつか紹介していきます。
まず、睡眠時間の量で勉強や仕事、日常生活に変化があるかどうか。
結論として、たくさんの変化があります。
たとえば、睡眠を多く取れている人は感情が穏やかで、睡眠により身体的なコントロールを自然と行っているようです。
逆に、睡眠が少ない人はキレやすくなる、痛みを感じやすくなる、太りやすくなることなど心も身体も弊害が出るようです。
実際に日本の研究の一部で、睡眠が少ない人は、多い人に比べて2倍の嫌なことを覚えているという結果が出ています。
また、深い睡眠による鎮痛効果は一般的な鎮痛薬のそれよりも高いとの結果も出ており、きちんと睡眠を取らなければ、体が痛みを感じやすくなると言えます。
それから、睡眠時間が短い人ほど、食欲を増進させるホルモンの血中濃度が高くなり、逆に食欲を抑えるホルモンの血中濃度が低くなるために、異常に食欲が増して太りやすくなってしまうのです。
さらに、仕事に関していえば、十分に脳を休められていないのですから、集中力やパフォーマンスが落ちて、成果をあげにくいということも言えます。
今回は睡眠時間について話してきました。
これだけでも「睡眠」の重要性はわかってもらえたかと思います。
この後は「睡眠」における改善点を話していきますので、1つでも試してもらえたらと思います。