コラム
志學舎勉強会④ ~アドラー心理学から~
志學舎では、アドラー心理学に基づいた生徒指導法について学んでいます。
今日の内容はこれです。
「他人と比較してはいけない。
ほんのわずかでも、できている部分を見つけ、
それに気づかせることが重要だ。」
「隣のA君を見なさい!あんないい子にしているでしょ!それに比べてあんたはなんてお行儀が悪いの!」「妹のBちゃんはあんなにおとなしくしているでしょ!あんたはお兄ちゃんなのにお行儀が悪い。Bちゃんを見習いなさい!」
私たち親は子供に何かを教える際に、周囲の子供やきょうだいを例に取り、比較をしがちです。それにより、見本を示すと共に、間違いに気づかせ、懲らしめる効果を狙うのです。しかし、これがうまくいくことはありません。比較されることにより、子供は自信を失い傷つきます。そして劣等感を肥大化させ、間違った方向で劣等感を補償しようと試みます。多くの場合、それは問題行動となります。つまり、親が子供を比較することにより、問題行動がなくなるのではなく、むしろ問題行動を増やしてしまうことになるのです。そして、この問題は親子間に限ることではありません。先輩と後輩、上司と部下の間においても同じことが起きます。その場合も周囲の人と比較すべきではないのです。
もし正しい例を示したいのであれば、本人の中にある、ほんのわずかでもできていることを見つけ、それに気づかせることが大切です。たとえわずかであったとしても、できていることを示し、それを認め、さらに増やすよう要望するのです。比較をするなら、過去の相手と現在の相手を比較することです。相手の「自己ベスト更新」をほめるのです。
―「アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉」(小倉広 著)から引用―
志學舎の先生、
以前の本人と、今の本人を比べて、伸びている点を指摘してあげることが大切だよ。頼むよ!
志學舎は、
・京王線「高幡不動駅」前の「高幡教室」
・JR中央線「日野駅」前ロータリーにある「日野教室」
・JR中央線「豊田駅」北口ロータリーの一番高いビル8階、イオンにも近い「豊田教室」
・京王相模原線「南大沢駅」東京都立大の反対側のフレスコビルにある「南大沢教室」
・京王相模原線「京王多摩センター駅」パルテノン多摩に向かって左手すぐのマグレブEASTビルにある「多摩センター教室」
・京王相模原線「若葉台駅」北口ロータリーのクリニックビルにある「若葉台教室」
・JR中央線「西八王子駅」南口から南多摩病院、スーパーアルプスの方へ歩いていって最初の交差点で左側を見たらすぐに目に入る「西八王子教室」
・JR横浜線「八王子みなみ野駅」北口を出て、ホームセンター「ホーマック」の道路挟んで向かいのフレスポ2階にある「みなみ野教室」
の8教場で、中学受験・高校受験・大学受験・定期考査・各種検定の応援をしています。
よろしくお願いいたします。