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5大栄養素を知ろう! 炭水化物編
こんにちは!若葉台教室の牧野です。
季節の変わり目で、体調を崩しやすい時期となっております。ますます食生活には気を付けたいものですね。
さて、今回は炭水化物編をお届け致します。糖分のお話です!
「糖質」、「食物繊維」などの言葉を聞いたことがあると思います。
それらを総称したものが、「炭水化物」というものです。この言葉も非常に良く日常で使われていますよね。
炭水化物のうち、糖質はデンプンや砂糖などに含まれ、エネルギー源として最も大切な栄養素となっています。日本人が1日に摂取する全エネルギーのうち、約60%を糖質から摂取しているといわれています。最近糖質制限ダイエットが流行っていますが、糖質を摂らないとエネルギーが得られないので、たとえ痩せたとしても、身体の調子が良くなることは無いだろうと言えます。
私たちが普段摂取する糖質は主に米や小麦に含まれるデンプンや、料理に使う砂糖等の多糖類に由来しています。
これらの糖質は小腸から出る消化酵素によって分解され、全てブドウ糖などの単糖類(グルコース・フルクトース等)となって身体に吸収されます。
糖質は、脂質やたんぱく質に比べて消化吸収が速く、即効性のあるエネルギー源です。摂取後すぐに使わない糖質は、肝臓にてグリコーゲンや脂肪として蓄えらえます。脂肪として蓄えられてしまうということは、摂り過ぎに注意しないと肥満の原因になるということですね。
即効性のエネルギー源ですので、運動の後にすぐお米を食べたりすると筋肉増強に繋がります。よく言われるのが、激しい運動後の30分がゴールデンタイムで、その期間にプロテインやおにぎりを摂取するアスリートが良くいるそうです。
また、他の栄養素もそうですが、炭水化物もバランス良く摂取すれば、学生に多い生活習慣病の予防にもつながるので、しっかりと考えて日々の食生活を送りましょう!
以上のように、炭水化物は生きていく上で必須の栄養素だということが分かったと思います。急に糖質制限したり、逆に摂り過ぎたりしてしまうと、身体に危険を及ぼすことがあるので、1日に摂取する基準をしっかり守って生活しましょう。
ちなみに…
1日の炭水化物摂取基準は50~60g
となっているので、食品の成分表示で良く確かめてから摂取しましょう!
以上で炭水化物編を終わります。次回はビタミン編!お楽しみに!
志學舎若葉台教室 教室長 牧野瑞貴
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たんぱく質編
脂質編