コラム
積塾長、志學舎を語る②
積塾長、志學舎を語る② 水本代表、志學舎を語る⑫への返信
こんにちは。志學舎塾長の積道俊です。
またまた水本代表より懐かしい話題(9/15のブログ)が出たので投稿しました。
今度は山梨セミナーハウスについてです。
あれは、思いつきから実行まで本当に速かった! ギネスものでした。
「じゃあ、土地探しに行こうよ」
「ハウス(宿舎)の略図、書いてよ」
「備品、何が必要? 買いに行こう」
「レンタバスは制約が多いね。バス買いましょうよ」
「大型免許、取り行ってよ」
決めたら速い!
水本代表は、時間の感覚が普通と違う、と当時強く思いました。(今もそうですが…。) そして、その時期も十数回の「夏期合宿」を志賀高原で続けていたので、合宿活動の有意義さを、代表始め志學舎全体が持っていたのも、後押ししたようです。
セミナーハウスが完成し、バスが動き始めたら、志學舎では土日は毎週一泊二日合宿が“普通の”行事になりました。
土曜日、学校が終わったら塾に集合し、一路中央道で山梨へ。
セミナーハウスに着いたら、荷物整理、オリエンテーション後、持参した弁当を食べて、すぐに勉強スタート。空気抜群の鳥の声しかしない山荘での集中学習。とてもはかどりました。
就寝は2階に上がって、男女別々の大部屋で、備え付けのシュラフにくるまっての睡眠。家から離れての山の奥、興奮してなかなか寝付けない生徒もいました。
当時流行っていた映画の「キョンシー」を真似て、シュラフに入ってピョンピョン跳ねまわる生徒を注意したのもいい思い出です。
翌朝は、起きたらすぐに「グッドモーニングテスト」。(今でも当時の優秀者一覧が残っています。)朝食後、朝の学習会をやって、お昼は待望の「打ち上げバーべキュー大会」。南アルプスを眺めながら、大菩薩峠をバックに、最高の時間を過ごしました。
こんな「山梨セミナー合宿」も約3年で終了することになりました。(小6中学受験科は、5月のGW合宿を、約8年ほど続けました。)
というのも、当時中学校での偏差値テスト(業者テスト)の重要性が増すこととなり、塾としても、土日はその準備対策に力を注がなくてはならなくなったからです。
参加した卒業生にとっては、「山梨セミナーハウス」はよき思い出の場所だと思います。今でもきちんとメンテナンスして、残っています。時々、志學舎の先生方と訪れて、研修にも使っています。
また復活させたい志學舎独自のイベントでした。
ときどき生徒といっしょに過ごした時間を思い出します。