今日お話しするのは、
人はいつからでもどこからでも変われる、ということについてです。

こんにちは、東進南大沢校の松澤保成です。
先日、とあるお布団のクリーニング屋さんのお話を聞くことがありました。

その方はのおうちは、
代々お布団のクリーニング屋さんを営んでいました。

その方のお父さんは常に１番をじゃなきゃだめだという教えだったようです。
中学生のときの剣道大会で２位の成績をもって返っても怒られてしまう、厳格な方だったようです。

その方は大学は地元を離れて、
自由の身となり、大学時代満喫していたそうですが、
弟さんの大学進学のためにお金が必要。

稼業を（恐らくいやいや？）継ぐことになり、戻ってきました。

その方は、仕事を始めると、なにをやってもお父さんに厳しく指導されることとなり、自信を失い、何をやってもお父さんに認めてもらえないなら、言われたことだけをやろうという気持ちになっていました。

人生がつらい日々だったそうです。毎日何をやってもダメ、うまくいかず、ご自身の子どもにも強くあたってしまう、そんな日々だったそうです。

しかし、ある日転機は訪れます。
知人の強い紹介で、自分を変えてみないか？とセミナーに誘われたようです。
セミナー１回で変わる訳ではありませんが、
「自分の人生どうしたいんだろう」と初めて自分ごとに考えたそうです。

そこからは悩みに悩みました。

そこで思い出したのが小さいころお父さんがお客さんにとっても喜ばれている姿でした。
お客さんは「お布団のクリーニングしてもらうと子どもの咳がでないんです。本当に長い間ありがとう（泣）」と言っていました。

お父さんてかっこいいなということを思いなおしました。
やっぱりお父さんのようにお客さんに喜ばれる人になりたい。
どんどん成長していき、全てのことを自分ごとと捉えられるようになりました。

今まで厳格で怒ってきていたと思っていたお父さんに対しても、自分のために指導してくれていると捉えることができ、事業も人間関係も好調に！

「人はいつからでもどこからでも変われるんだ！という言葉の意味がわかりました」と強くおっしゃっていました。
恐らく４０代の方だと思います。

このお話を聞いていて、大事なのは捉え方なんだなと改めて思いました。

現実はなにも変わっていないけれど、捉え方を少し変えるだけで現実は変わってくるのかもしれません。