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11年後の君へ
9/17(木)の多摩センター教室のブログ
こんにちは!
本日も、みな欠席もなく元気に登校してくれていた、
志學舎 多摩センター教室 教室長 の 佐々木俊介 です。
ホント、ありがたい限りです(^_^)
ところで、今日はこんなニュースが。
「はやぶさ2、地球に向けてのイオンエンジン運転終了 12月にカプセル着地へ」
とうとう、メインエンジンの「イオンエンジン」の運転が、予定通り全過程を終了。
あとは、サブの「姿勢制御用 化学噴射エンジン」で、12月の帰還に向けて微調整していくだけです。
これで、小惑星の物質が入ったカプセルが、無事に帰還する可能性がぐんと高まりました。
あと少し。頑張れ!
(↑はやぶさ2 がタッチダウンした、小惑星「リュウグウ」。)
そして、さらにこのようなニュースも。
「はやぶさ2、さらに11年の旅 小惑星「1998KY26」へ 12月の帰還後」
(↑はやぶさ初号機がタッチダウンした、小惑星「イトカワ」。)
全く余裕がなく、本体ごと地球に突入した“はやぶさ初号機”とは違い、かなりの余裕があるので・・・
帰還カプセルを分離した後は、別の小惑星探査に向かう予定だった“はやぶさ2”。
その行き先が決まりましたね。
なんと、直径が30mしかないという「1998KY26」という小惑星!
しかも、到着は11年後の予定。
すでに、6年も宇宙で航行しているわけで、あと11年経てば、ほぼ18年も活動することに。
(↑各国の探査機が近くまでいった小惑星たち。真ん中の右寄りに、はやぶさ初号機が探査した「25143 Itokawa」が。小さい!)
これはもう「耐久試験」。
探査機の設計寿命を大きく超える旅。
無事に目的地まで到達できる可能性は50%もないでしょう。途中でぶっ壊れてしまっても、文句は言えない。
だけれども、たとえ途中で壊れても、探査機本体やバッテリー、ソーラーパネルやイオンエンジンの本当の限界値を探ることができるので、工学的にはかなり価値が高い。
なんとか耐えきって、11年後、目的地についてほしいなぁ。
不死身の探査機一族である はやぶさシリーズ ならば、やってのけてしまいそうな気もする(^_^;
11年後は、佐々木も50歳台。
ランニングしたり、WoderCoreしたり、懸垂したり、食生活に気をつけたりして・・・ 私も、きっちり健康に生きてられるよう、頑張ろう。
はやぶさ2とともに。死ぬまでに、宇宙に行きたいし、ね(^_^)