こんにちは。
東進日野豊田校の吉田裕介です。

前回から「ストレス」についてお話していまして、
今回もある方法で「ストレス」を軽減し、前向きになれる方法を紹介していきます。

前回の記事はこちら
⇒この時期からの○○との戦い

「ストレス」を軽減するための次の方法として出来るのは、
「ほかの人に親切にする」ことです。

とあるアメリカの大学の研究結果で、
誰かを助ける行為は、精神的なストレスを緩和させる効果があることが判明しました。

調査研究は、１８～４４歳の健康的な男女７７人を対象に２週間にわたって実施しました。
被験者にはその日のストレス体験や援助的な行動を行なったかなどをスマートフォンで報告してもらいます。
また、研究チームのスタッフが毎晩被験者とやりとりしながら、1日のストレスの度合や感情について被験者に自己評価をしてもらいました。

すると結果は「ほかの人に親切にする」の多い被験者ほど、
ポジティブな感情が強まり、日々のストレス体験の影響も低いという事が判明しました。
逆に、「ほかの人に親切にする」行為の少ない被験者は、ストレス体験に対してネガティブな感情を持ち続けることも判明しました。

ここでいう「ほかの人に親切にする」とは、
本格的なボランティア活動まで行かずとも、大小さまざまなもので大丈夫です。

たとえば、エレベーターのドアを開けてあげたり、
電車で席を必要とする方に席を譲ってあげたり、
同僚が残業をしなければならないときにコーヒーの差し入れをしたり、
部下がプレゼンで緊張してうまくいかなかったときに「論点はおもしろかった。今度はもっと準備をすればいい」と労いの言葉をかけたり、
などちょっとした親切を心がけるだけで、親切にした相手だけではなく、自分への幸福感に繋がってくるようです。

相手に親切にすることで自分の幸福感が高まるので、
非常に良好な関係を築くことができます。

ぜひ今日から相手に親切にしてみましょう。

次回はまた別の方法を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。