こんにちは！
志學舎グループ東進衛星予備校
若葉台校の石田康治（いしだやすはる）です！

 

たとえ敵でも困っていれば助ける。
戦国時代、越後の上杉謙信がライバル・甲斐の武田信玄に塩を送ったという逸話から
「敵に塩を送る」という言葉ができたというのはみなさんご存じですね。

 

甲斐といえば内陸の国で海がないため、当然、塩が採れません。
塩は人間の生命維持に必要不可欠な上、食料の長期保存にも役立つので、甲斐の人々は塩不足で困っていたと考えられます。

 

武田信玄と上杉謙信は長年にわたり敵対関係にありましたが、
上杉謙信は「私が貴公（武田信玄）と争うのは弓矢であって、米や塩ではない。」
というカッコいい手紙と共に甲斐に塩を送り続けたとのこと。

 

この話は史実かどうかは裏付けがなく、後の創作とも言われていますが、
信玄は臨終の床で息子・勝頼に「何かあったら越後の謙信を頼れ」とも言い残していることから、
敵ではありながら良きライバルだったんだなぁ。と、「美談」として覚えておくこととします。

みなさんも、受験や勉強においては、ライバルとともに正々堂々戦っていきましょう！

 

 

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