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偶然≒必然
9/23(水)の多摩センター教室のブログ
こんにちは、志學舎多摩センター教室の佐々木俊介 です。
また台風が近づいてきていますね。
9/21(月)時点での予報では、「熱帯低気圧から台風になったものの、日本に近づく前に勢力が弱まり、温帯低気圧になる」だったんですけど、ね。
予報以上に勢力が強まり、9/22(火)夜の時点で、勢力が975hpa。台風のまま、関東付近に上陸する恐れがでてきましたね・・・
塾の授業については、ぜひホームページでの情報を逐次ご確認ください(^_^)
また自分も念のため、自宅で「ハザードマップ」などに目を通し、心を構えておこうと思います。
ところで、佐々木の趣味の1つは本を読むことですが・・・
先日も、本屋さんをめぐっていて、ふと目についた本を買い・・・ 読み終えました!
特に、ペルシアについて知りたいという欲求があったわけではなかったんですが・・・
積んである本を見た瞬間、
「あぁ、世界史で “アケメネス(ハカーマニシュ)朝ペルシア” と “ササン(サーサーン)朝ペルシア” ってやったなぁ。どんなだったっけ?覚えてないなぁ・・・」
と思い・・・
しかしまたその瞬間に、
「あぁ、昨年見た“正倉院展”で展示されていた宝物って、けっこうペルシアで作られたんだったよな。ってことは、ササン朝で作られたやつか、あれらは!」
と気づき、そして強烈にペルシアについて知りたくなったんですよね(^_^;
それで、速攻で手に取り、購入ed(苦笑)本屋に行くと、
たまにこんな出会いがあるから、楽しいんですよね(^_^)
本を読んでも、まぁ、後々にまったく役立たないこともあるんですが・・・(苦笑)
ときどきは、「あぁ、こんなところで、あのとき読んだ本が役立つのか!」と感動することもある。
本って、ホント 「将来への投資だ」 と思います(確実性はないけれども(^_^;)
で、読み終えた後の感想は・・・
「歴史って、やはり偶然(≒運)と必然のはざまにあるんだなぁ。“表裏一体”ってやつだなぁ」 ということ。
6~7世紀。
“ササン朝ペルシア” と “ビザンティン帝国(東ローマ帝国)” が、ガンガンやり合い、お互いに疲弊。
さらにササン朝の皇帝が、暗殺に次ぐ暗殺で、3~4年で5人も交代した時期も。
そんな中、7世紀前半に登場したイスラム勢力が、大帝国だったササン朝を滅ぼす。
そんなにガタガタだったササン朝だからこそ、勢いのあったイスラムに必然的に滅ぼされたわけだし・・・
でも、そんなササン朝が弱体化した時期にイスラムが現れたのは、偶然(≒運)のようにも思われるし。
(ササン朝が全盛期だったら、イスラムは速攻でひねりつぶされていたでしょうね(^_^;)
とにかく言えることは、「必然か偶然かなんて、時がたたないとわからない」 ということ。
将来への見通し・計画を立てることも大事だけれども・・・
まずは今現在をしっかり生きないと、未来にはつながっていかないなぁ、と思った佐々木でした。