右ねじ

2020.09.25 ブログ

こんにちは、志學舎南大沢教室の館野です。

台風１２号が関東に上陸するのかと思いきや、東に方向を変えて進んだため、大きな災害にならずホッとしています。

ニュースでもよく報じられていることですが、台風の進路の右側の方が大きな災害になりやすいとよく言われますね。これは台風に吹き込む風が反時計回りに回っているためです。台風のもとは熱帯性低気圧です。低気圧の風の吹く方向について、覚えやすくするために少し工夫してみましょう。

日本がある地球の北半球は反時計回りに自転しています。その上にあるすべてのものには、自転とは逆向きの力、つまり、時計回りに力を受けます。時計回り（右回り）をイメージするために、右手を握って親指を立ててみてください。

いわゆるグッジョブ（Good job）のサインです。低気圧では親指の方向に風が上がっていきますが、その際、残りの４本指の指先の方向に風が吹きます。これで低気圧の風の向きは間違えることはないでしょう。

よく電流と磁界の向きで利用される右ねじですが、それ以外にもいろいろと利用することができます。基本的な知識は言葉だけで覚えるのではなく、覚えやすい工夫をしてみるとよいでしょう。

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志學舎　南大沢教室　教室長　館野仁彦
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