コラム
志學舎勉強会⑦ ~アドラー心理学から~
志學舎では、アドラー心理学に基づいた生徒指導法について学んでいます。
今日の内容はこれです。
「『暗い』のではなく『優しい』のだ。
『のろま』ではなく『ていねい』なのだ。
『失敗ばかり』ではなく、
『たくさんチャレンジをしている』のだ。」
「私は暗い性格です……」「私はのろまと言われています……」。そのように自分を卑下し、自分で自分の勇気をくじいている人が世の中には多くいます。また、同様に部下や子供に対して勇気をくじいている親や上司もたくさんいます。しかし、ものの見方を変えるだけで短所は長所に生まれ変わります。本人が何も変わらなくてもいい。こちら側の見方を変えれば、それだけでいのです。
「暗い」のではなく「優しい」のです。
「のろま」なのではなく「ていねい」なのです。
「せっかち」なのではなく「素早い」のです。
「お節介」なのではなく「親切」なのです。
「鈍感」なのではなく「自分の世界を持っている」のです。
「失敗ばかり」ではなく「たくさんのチャレンジをしている」のです。
このようにものの見方を変えるだけで世界はガラリと変わります。あなたが自分や相手を否定している言葉を逆の面から見てください。そしてそれを言葉にしてください。それだけで、私たちは勇気くじきから一転して勇気づけをできるようになるでしょう。勇気づけは決して難しくはないのです。
―「アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉」(小倉広 著)から引用―
志學舎の先生、
生徒を否定している言葉に気が付いたら、逆の面から見てみよう。
勇気づけができるようになりたい。