コラム
積塾長、志學舎を語る③
水本代表、志學舎を語る⑩ 志學舎秀峰塾スタート によせて
こんにちは。志學舎塾長の積です。水本代表のブログ⑯で、志學舎と秀峰塾が一緒になって私が日野教室に異動したころの話題が出てきたので筆を執りました。
慣れて、親しみのある先生方が全員いなくなり、その後には志學舎からの先生達がどかどかと乗り込んできて、これまでとは違った顔ぶれ。生徒たち、そして保護者様のとまどいは大きかったかと思います。そして一番感じたのが、子供たちの自塾に対する愛着、誇りです。志學舎と同様に地域に根差し、合格実績も誇っていた秀峰塾。とくに、多感な中学生は、志學舎の先生達の指導を受け入れるのに“壁”があったかと思います。
しかし、子供たちの順応性の高さに救われました。こちらが熱意を持って指導すれば、すぐに応えてくれました。今思えば、みんな気持ちのいい優秀な生徒ばかりでした。大学生になったら、後輩の指導に戻ってきてくれたH君(大坂上中→慶應義塾大学)は現在弁護士として、S君(大坂上中→早稲田大学)は現在大手食品会社で活躍中です。家を継いで税理士になったH君(大坂上中)、現在の志學舎みなみ野教室のテナントを紹介仲介してくれた不動産会社の社長となって活躍中のS君(石川中)……、当時の引継ぎ1年目の生徒は私にも強烈な印象を残してくれています。
また、“完全アウェー” 状況の中で、熱誠指導してくれた先生方も個性豊かでした。南平教室から馳せ参じてくれた宮本先生・楠本先生(二人とも現在法学部の大学教授)と現在志學舎本部の岩田先生、高幡教室からは野澤先生(現在政治学の大学教授)・丁嵐先生(現在高校の先生)、一橋大学の学生でありながら週7日生徒指導にあたってくれた湯山・藤木・西田の3先生、今思えば、いいチームだったかと思います。先生方には感謝しかありません。
余談ですが、南平教室から日野教室に移って、いちばん“自分の成長”につながったのが、清掃活動でした。2階のない平面教室でさほど広くもなかった南平教室と違って、日野教室は本館3フロアー、別館2フロアー、計5フロアー! 毎晩掃除機&バケツ抱えて昇降ダッシュとジグザグダッシュ。筋肉だけでなく、持久力がつきました。1997年に水本代表にホノルルマラソンに連れていってもらい(代表は当時マラソン中毒に陥り、1年中マラソンしていました)、4時間台で完走(完歩?)できたのは、この時のエクササイズのおかげだと思っています。また、当時からずっと5フロアー全部の水回りの清掃や、教材・広告の印刷等で多大な力を貸してもらっている受付事務の橋本さんにも感謝の気持ちを付記させてもらいます。引き継いだ当時は、とくにありがとうございました。
現在も日野教室は、教室長の植田先生、東進高校部校長の水先生を中心に、当時のメンバー以上の素晴らしいチームが生徒と一体となって躍動しています。これからも末永くよろしくお願いします。