こんにちは。志学舎みなみ野教室の田倉です。

 

今回は宇宙をテーマにお話ししていきたいなと思います。
皆さんは太陽系の惑星を太陽から近い順に「水金地火木土天海(すいきんちかもくどってんかい)」で覚えている人も多いのではないでしょうか。
太陽系の問題を解いているときに大体の子がこれを唱えていることが多いです。

 

実はこれ、少し前だと異なっていたことを知っていますか？
少し前までは「水金地火木土天海冥(すいきんちかもくどってんかいめい)」でした。
「冥」ってなんだ？と思う人もいるかもしれませんね。
「冥」とは冥王星(めいおうせい)のことを表しています。
では、なぜ今の覚え方には冥王星が入っていないのでしょう。
タイトルにもあるように冥王星って消えちゃったの？

 

いいえ、違います！冥王星は惑星ではなくなっただけです。
皆さんは惑星とは何か言えますか？
大体の人は太陽の周りをまわっていると答えると思いますが、あと２つ惑星であるための条件があります。下の３つが惑星であるための条件です。

 

・太陽の周りを回っていること
・十分に重く、重力が働き球形であること
・その軌道近くで圧倒的に大きく、他に大きい天体が無く、衛星でないこと

 

では、冥王星が惑星で無くなったのかというとこの３つのうち一番下の条件「その軌道近くで圧倒的に大きく、他に大きい天体が無いこと」が当てはまらなかったのです。

 

惑星はそれまでちゃんとした決まりは無かったので冥王星も惑星でしたが、２００６年に惑星であるための条件が決まりまったので冥王星は惑星ではなくなってしまったのです。

 

そのため、冥王星は純惑星となりました。２００６年と聞くと意外と最近ですよね。
私は「水金地火木土天海冥(すいきんちかもくどってんかいめい)」で始め覚えていたので冥王星が惑星ではなくなったというニュースを聞いたときは驚きました。

もしかしたら、新しい発見によって変わることがあるかもしれませんね。

 

 

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