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電気ウナギ!そしてクラゲ・・・
こんにちは。志學舎多摩センター教室の藤堂です。
みなさんは発電魚というものをご存知ですか?その名の通り、“発電器官”を持つ魚のことです。
中でも、最も強い電気を発するのがデンキウナギ。
そのパワーは最大で800V(家庭用コンセントが100V)にもなるとか。
デンキウナギは南米のアマゾン川などに生息しており、人間が水中で感電すると“心室細動”などによって死に至る可能性があります。
ちなみに、分類上はウナギの仲間ではありません。
ギュムノートゥス科と言って、実はその科にはデンキウナギしか属していないので・・・ 唯一無二の生き物ということなのです。
デンキウナギが放電出来るのは、筋肉の細胞が“発電器官(発電板)”になっているから。
水の中で身を守ったり、獲物を捕まえたりする為に進化したのでしょう。
それにしても自分の体で発電が出来るというのは凄いことですよね。
デンキウナギが実際に電球を発光させる姿を見ることが出来る水族館もあるんだとか。
そこで、
「デンキウナギのような自然発電生物を上手いこと活用出来れば、電気に困ることが一切無くなるのでは?」
と思ったのですが、彼らは疲れていたり年を取ると発電力が衰えるそうです。
万能というわけではないのですね(^_^;
ちなみに、みなさんにも馴染み深いクラゲの毒は電気ではありません。
刺された時に感電したような痛みを感じることから“電気クラゲ”なんて呼ばれ方をするクラゲもいますが・・・
クラゲの毒は実はタンパク質性の毒なのです。
みなさんが海水浴などでよく刺されるクラゲの殆どは“アンドンクラゲ”というクラゲです。
タンパク質性の毒は40°C以上の熱によって弱毒化するので、もしクラゲに刺された際は蒸しタオルなどで患部を覆うと良いでしょう。
それでは、今日も一日頑張りましょう!
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志學舎 南大沢教室 教室長 館野仁彦
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